GQ5月号よりご紹介。映画監督の河毛俊作「鮨=スーツ論」。なんとなく興味があって読んでみたら、なるほど面白いこと考える人もいるもんだと思いました。抜粋して一部ご紹介しますが、宜しければぜひご覧くださいませ。

まず鮨はジャパニーズソウルフード。最近はグローバル化して「sushi」として世界中に好まれ、なんでも自由に楽しめばいいじゃんて感じで珍種や新種の寿司もある。けど河毛さんの好みは昔ながらの小さな鮨屋。

鮨=スーツ論。江戸前の鮨は完成されたものであり、それは男のスーツスタイルという完成されたものであるのと似ている。クラッシクなスーツスタイルは流行を超えて永遠のものである。

クラッシックを極めるということは、本質を変えずに時代に合わせて進化していくこと。それは奇をてらった新機軸を打ち出すことより遥かに繊細な神経と地味で粘り強い努力が必要だ。

なるほどなあと思いました。一人スーツ姿で寿司屋のカウンターに座って鮨を食う〜美味しい日本酒を飲みながら。。カッコいいではないですか。

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